《院長セミナー活動》令和元年6月 長野講演会
2019.06.04更新
「その歯、本当に抜きますか?~絶対に諦めない歯内療法~」 in 長野
令和1年6月2日(日)に長野県の飯田市におきまして「その歯、本当に抜きますか?~絶対に諦めない歯内療法~」というタイトルで講演を行いました。私が主催しております5-Dというスタディーグループで一緒に勉強をしている飯田市開業の天野先生からの依頼があり、開催となりました。
長野県での講演は、初めてということで、どのような交通手段で行こうかと迷いましたが、結局車で移動することにしました。名神高速から中央自動車道に入り、直線距離で350km、時間にして3時間くらいかかりました。アルプス連峰を望める風光明媚なところで、いつも都会の喧噪の中で暮らしているものには時間の流れるのがゆっくり感じられました。
前日の土曜日の午後に到着しましたが、少し時間があったので“天竜川の川下り”を体験してきました。トンビが飛ぶ中、約30分、10人乗りくらいの舟で周りの景色を見ながら、川を下っていきます。普段、大自然に触れる機会がないので、大変貴重な時間を過ごすことができました。夜は、飯田市下伊那歯科医師会の先生方が懇親会を開いてくれました。名物は“鯉の煮物”ということで、甘い出汁とともに生まれて初めて鯉をいただきました。とっても美味しかったです。また、飯田市にはいくつもの温泉が湧いており、露天風呂でゆっくりと日頃の疲れを取ることができました。
翌日の講演会は、歯科医師会の大講堂で開催され、総勢30名を超える先生方が参加され、4時間半余り、熱心に聴講していただけました。講演の内容は、“歯髄を保存する”ことの新しい処置法や“できるだけ歯を抜かない”ための治療法をできるだけわかりやすく解説しました。本来は、3時間という講演時間でしたが、できるだけ多くの話を聞きたいという先生方の要望があり、1時間半もの延長をしてしまいました。講演後の質問も多く、参加された先生方すべてが、日頃から歯を残すことに情熱を傾けておられることを嬉しく思いました。
続きの話が聞きたいという嬉しい要望もいただき、次回、いつになるか分かりませんが、再度講演を行う約束をして帰路につきました。飯田市は、約8年後くらいにはリニアモーターカーが止まる駅が新設される予定だとお聞きしましたので、次回は名古屋からリニアモーターカーに乗っては馳せ参じたいと考えています。
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